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初対面で初お泊り・・・ 3
2006年 02月 22日 |
翌朝・・・目が覚めたら隣に彼の人がいる。
ぐっすり眠っているようなので、暫く寝顔を見てた。
可愛いですよねぇ・・・寝顔って。
頭や頬を撫でたくなる衝動を抑えて見ていたら、ぱちっと目が開いて「おはよう~・・・」

この日は私のメガネを買いに出かけることになってた。
視力が両眼とも0.1以下の私は、普段はコンタクトではずした後はメガネなしじゃ殆ど見えない。
けれどここ数年は寝る間際だけだからと、視力のあってないメガネを使っていたので、新調しようと思っていると話した時に彼の人が選んでくれるって言ってくれて。
彼の人がよく行く街に、リーズナブルなメガネ屋がいくつかあるというのでそこに。

二人とも軽くシャワーを浴びて、出かける仕度をしてバスで移動。
バスの中でもずっと手を繋いでくれてたのだけれど、着いてからも私は知らない街で彼の人に手を繋がれてついていくだけ。

手を繋ぐのは、とても好き。
まして普段は姉御肌な性格上自分が先導する側なので、こうして他人に頼っていることなんてほぼないから、“連れて行ってもらってる”感と、傍から見れば“恋人同士”感がとても嬉しかった。



彼の人は写真を撮るのが好きで、この時も観光名所でもない街中で何枚も私の写真を撮ってくれた。
私も写真を撮るのは好きだけど、風景ばかりでまして自分が撮ってもらうことには慣れてないから、街中で撮られることはかなり恥ずかしかったのだけれど・・・(〃_ 〃)

何軒もメガネ屋を回ってくれて、無難なものしか選ばない私は絶対選ばないようなフレームを選んでくれて、かけたら・・・
「んー やっぱこれ似合ってる。可愛い~」
そのお店ではちょうど2本目が安くなるというキャンペーン中で、彼の人もメガネくんなので、買おうかなって。
メガネなのでもちろん同じ物を買う訳にはいかなかったけれど、メガネケースをお揃いにしてくれた^^
彼の人のメガネはレンズの在庫が無くて、出来上がるのは数日後。
私にかけてる姿見せられないんだなぁ・・・と言われて、それまでは彼の人の傍にいるのが明日までだと言うことを忘れていた・・・。

そこからはメガネに慣れようと作ったばかりのメガネをつけていたけれど、薄暗くなり始めたのと見え方がちょっと怖くて。
相変わらず手を繋いで引いてくれてた彼の人の手が、とても頼りがいがあった。

喫茶店でお茶をして、前日に一緒にいた友達の話なんかもした。
そのうちの一人には、関東に来る前に彼の人の事は話してあって、行く事を一旦白紙にした時にも話を聞いてもらっていた。
「彼女が写メール送ってねー」って言ってたって冗談交じりに言ったら、「いいですよー」って言われて、バス停で彼の人の写真を撮って送った。
友達からもすぐに反応があって・・・私はすっかり彼の人と付き合ってる気分になってた。
もちろん違うのは分かっててだけど、そんな気分が心地よかった。

来た時と同じようにバスに乗ってずっと手を繋いでて、彼の人の家に着いたら前日と同じようにずっと引っ付いてた。
そしてまた一緒のお布団で、当たり前のように眠った・・・。

by miyucat-heart | 2006-02-22 21:40 | past
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